靴箱収納の5つの極意

靴箱がうまく使えないという声をよく聞きます。かつての私もそうでした。

これまでの私の靴箱の歴史を紐解くと・・・。

実家3LDK)両親と私、弟2人の5人家族。靴箱大きめでたぶん40足くらい入るタイプ。
賃貸アパート2DK)夫婦からスタート、長女出産。備品の靴箱で16足くらい入るタイプ。
社宅3LDK)夫婦、長女、次女出産。備品の靴箱は壁一面の天井まである100足くらい入るタイプ。
持ち家5LDK)夫婦、娘2人。靴箱に関しての記憶なし。
賃貸アパート2DK)1人暮らし。フラットな玄関だったので靴箱があったのか記憶なし。
賃貸アパート2SLDK)2人と時々娘2人暮らし。靴箱に関しての記憶なし。賃貸マンション3LDK)再婚して夫婦2人、息子出産。備品の靴箱で30足くらい入り、上の部分は物置になっているタイプ。

こんな感じで、いろいろな靴箱を使ってきました。靴や靴箱に関する問題点は5つ。

その1・・・めんどくさいので靴箱に入れない
その2・・・靴箱に靴が入らないほどある
その3・・・靴箱の掃除がなかなかめんどくさい
その4・・・使っていない靴の見直しをなかなかしない
その5・・・靴の手入れはほとんどしない

ではないでしょうか。

そこで、今では靴箱をうまく使えるようになった!と思えるほどまで試行錯誤して成長してきた私のやり方をご紹介したいと思います。
いいな!と思うところは真似していただければ、今よりちょっとだけ、靴周りの環境がよくなり、気持ちよい暮らしが手に入るかもしれません。

私ももともとズボラで、靴の手入れなんてしない、靴箱に靴を片付けないという典型的なダメダメ人間です。
それが今は、その日に履く靴、1人1足だけを玄関に置いて、あとは靴箱に片付ける生活をして、それも靴箱の中にも必要な靴しか入っていないというなんだかキラキラした靴周りの生活をしています。

そうなるまでの考え方や現在の靴箱周りについてお話ししていきます。

まずは現在の家族全員が持つ靴の数を数えてみました。

夫・・・革靴2つ、運動靴2つ、サボ2つ、ぞうり1つ、長靴2つ 合計9つ
私・・・革靴2つ、運動靴1つ、サボ2つ、ぞうり1つ、長靴1つ 合計7つ
息子・・・運動靴1つ、ぞうり1つ、海用靴1つ、長靴1つ 合計5つ

我が家のNAOT大集合。この靴がないと人生は語れないというほど
靴のお手入れ用具をいれるスペースをしっかり計測。ぴったりな収納用具を見つけるために

夫の長靴1つと私の長靴1つは草刈り作業する際にしか使わないので車の中に入れてありますので、実際には靴箱に入っていません。
夫の長靴のもう1つは旅先で買ったもので今は使っていないけど、これから使うのが議論中で保留になっています。
私の靴は冠婚葬祭などに履く革靴が2つ、普段は運動靴とサボ2つで生活しています。
時々海遊びをするときにはぞうりを使います。息子は天気や場面に合わせて選べるように一通り揃っています。

家族3人で21足。これがおそらく適正な数かな、と思っています。

以前は3,000〜5,000円の靴を毎年何足か買っていました。
そのうち足が痛くなるから履かない、デザインや色が気に入らないから履かない、という感じで履かない靴もいくつかありました。

「これじゃダメだな」

と考え方を変えてからは15,000〜20,000円くらいの靴を5〜10年使うことができるようになってきました。
その結果、無駄にお金を使わなくなったし、そもそも靴を買うことがほとんどなくなったので靴周りに関するストレスはほとんどなくなりました。

もちろん、服に合わせて靴を変えたい、仕事上などの志向がある方も多いと思いますが、ここで重要なのは「自分のライフスタイルをよく知っておくこと」です。
このライフスタイルによって、靴を持つ適正な数が決まってくると思います。

大抵の人が、持ち家の方は靴箱はこだわって購入、またはつくりつけを、という方が多いのですが、賃貸の場合は、ほとんどが備品として置かれている靴箱を使うので、靴箱を選ぶ、ということがないのも現状ではないかな、と思っています。
そしてこの「選べない靴箱」も靴箱周りのストレスを増幅させているのではないかと思っています。

選べない靴箱であれば、それをうまく使う自分にどんどん成長していけばいいと思います。
つまり、20足しか入らない靴箱であれば、家族4人であれば1人5足を基本にする、または冠婚葬祭用などあまり頻度の高くないものは別の場所に収納するなどの工夫をしていけば快適に近づくのではないでしょうか。

実は、私も久しぶりに靴箱の中をじっくりみてみました。
少し前に夫が、靴の底が剥がれてしまったという話をしていたのを思い出し、夫に確認したところ、お気に入りの履きやすい革靴の底が取れてしまっているとのことでした。
その話をしていた頃に、近くの靴修理屋さんに写真を見せたのですが、ちょっと特殊な靴底なので取り扱ってないという話をされたのを思い出し、その靴のメーカーに問合せのメールを送っておきました。
これであとは返信を待って、修理ができそうであれば、修理を進めるだけ、の状態にしました。

靴底がぱっくり剥がれてしまいました。修理して使い続けたいです

そして、私たちがお気に入りのサボですが、これは奈良の風の栖さんで購入したNAOTというイスラエルの靴。
この靴に出会ってから、私たちの活動範囲は大幅に広がり、足が痛い、などのストレスからは解消されました。
NAOTの靴を全部出してみたら、合計5足。出したついでにクリーナーで掃除をしたりお手入れができたのですが、これも1週間に1度くらいは必要かな、と反省しました。 NAOTの靴以外には、アシックスのランウォークシリーズの靴があります。これは夫も私も1足ずつ。

そしてこの靴のお手入れの道具。これも革用やスエード用など靴の素材に合わせていろいろ。
このお手入れ道具の収納もしっかり考えていかなければという課題が見つかりました。今はとりあえず、靴箱の腰高あたりに収納してあり、スペースだけを確保してあるという状況です。
このスペースをしっかり測って、そこに合う収納用具を見つけることも重要です。
サイズ感の合わない収納用具は結局使いづらくなり、使わなくなってしまいます。

靴のお手入れ用具。思ったより数が多い
今はこんな感じで1箇所にまとめているのみ。箱は息子の靴をお下がりにするため、取って置いてあるもの

ここでタイトルの「靴箱収納の5つの極意」をまとめると・・・。

1 適正な靴の量を知る2 自分の足に合う靴を知る
3 定期的なお手入れ
4 お手入れ道具の取り出しやすさ
5 靴箱のサイズに合わせた使いやすさを追求するということです。

もちろん、仕事や性格、考え方がみんな違うので、それぞれのスタイルはあると思いますが、ここをしっかり考えて、それから行動することで、靴、靴箱周りのことはほぼ解決するのではないかと思います。

毎日何度も行き来する玄関ですから、靴周りは重要な場所だと思いますので、私もまだまだ勉強して試行錯誤していきたいと思います。

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