専門家会議が話している、「新しい生活様式」ってなんだか難しい

暮らしのはなし。

2020年5月4日21時から行われた政府の専門家会議がネット上で中継されていますが、それをちょっとまとめてみました。

というのも、私自身が会議を聞いて議事録にまとめる仕事をしているので、ちょっと興味があったので、中継を聞きながら自分の生活に関わる部分をわかりやすく事例として入れ込んでまとめてみました。

本日全国を対象にしたまま、緊急事態宣言が5月31日まで延長されることが決定・発表されました。

ここ数日は「ソーシャル・ディスタンス」ばかりが取り上げられていましたが、これは「社会的距離の確保」という意味です。人と人とのつながりを分断するというイメージがあります。
たとえば、家族や愛する人とさえも距離をとらないといけないと誤解されかねない表現になってしまっていました。
これをWHOが最近言い改めたのもあると思いますが、会見で「古典的」と表現していましたが、「フィジカル・ディスタンス」(物理的距離の確保)という言葉を使っていたのが非常に印象的でした。
これはあくまでも物理的な距離を保つだけ、という意味なので、例えばスーパーのレジ待ちなどでは近づきすぎないように距離を保って並んでもらうなどのイメージです。

また、これは私たちの生活に重要だと思うのですが、マスクに対しての評価がこれまでいろいろあったが、WHOなども含め、おおまかな合意が出てきて、新型コロナウイルスではっきりしたのが、2日前から発症してすぐまでのウイルスの排出量が多いということがわかりました。
感染はしているけど、症状がないという場合でも、この期間はウイルスの排出量が多いのが現状です。
できるだけ正面に座っての会話はしないで・・・と言っても非常に難しいと思います。
また、距離が近いときはマスクは必ずしてくださいという認識で一致したということでした。
マスクに関しては、今までわからないところがあったが、今後はマスクの使用をしてください。

新しい生活様式の3原則
フィジカル・ディスタンス(物理的距離)
手を洗う
マスクの使用


という3原則を頭に入れて、それぞれの生活や仕事の場面で活用してくださいという内容の会見でした。
これは非常に重要な部分だと個人的には思っています。

レストランやスポーツセンターなどそれぞれの環境で、3つの原則を頭に入れて、それぞれの工夫をしてくださいというのが「新しい生活様式」という認識である。

業種ごとの感染拡大予防ガイドラインを業界団体を主体につくるので、それをそれぞれの事業者がそれをもとにしてガイドラインをつくってほしい。

というのが大まかな、私たちの生活にすぐに活用できる、感染対策であり、新しい生活様式ということだと思います。


通常、議事録をつくるときには、実際の会議で大体の言葉を拾って入力しておき、あとから録音した音源を聞いてから内容をまとめていくというスタイルですが、今日は生中継の会見をまとめるというチャレンジをしてみましたので、少し表現が荒い部分もあるかと思います。

ただ、それを聞いて、自分なりに理解し、何をするべきか、というのはわかったような気がします。
これは私の場合ですが

<仕事>
・今後の仕事は直接の打ち合わせは極力なくして、メールやチャットなどの文字を中心にし、それの補足として電話やスカイプなどの画像などを使っての会議をする
・これまで対面で行っていたセミナーや講演会をできるだけオンラインに切り替えていく
・これまでの仕事を見直し、これから新しい生活様式に合わせて動いていける準備、行動をする

<暮らし>
・マスクは長期的、恒久的に必要な生活必需品となってくるので、手元に置くストックの数を再度検討しておく(例)日常生活では1人1日3枚程度を使うことを想定すると、10日で30枚なので、月間1人100枚を想定して家族分用意しておく
・手を頻繁に洗うようになるので、手を拭くタオルペーパー(できるだけ使い捨て)などを持ち歩く必要がある(もしかしたら石鹸も持ち歩き?)
・物理的な距離を保つことを常にイメージし、1メートル、できれば2メートルの距離を意識して生活するようにする(つまり、人がたくさんいたとしてもそれぞれの距離をしっかりとること)

明日からのニュースやこれから出来上がるであろうガイドラインで上記は変わるかもしれませんが、基本的には変わらないものだと認識して動いていくつもりです。
先週から、マスクも世の中に出回ってきているので、買い占めをせず、少しずつ手に入れていくことが必要かもしれませんね。

不織布三層構造マスク

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