炊飯器を捨ててからもう8年くらい

キッチン

我が家では炊飯器を捨てた過去があります。
結婚当初は普通の炊飯器でご飯を炊いていました。
その頃から、夫は「保温してあるご飯はあまり好きではない」ということを話していたので極力、保温はせずに、炊き立てのご飯を出すようにしていました。
しかし、ふと思ったのですが、「ご飯を炊くだけ」なら、炊飯器ではなくてもいいのではと。

最新の炊飯器では、「土鍋で炊いたような」「釜で炊いたような」という商品が多いなぁというのを感じています。

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こんな感じだったり、とても魅力的な商品だな〜と思っていました。
やっぱりご飯は美味しいほうがいいですもんね。

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そしていろいろな商品を見ているうちに
「土鍋でご飯を炊けばいいのでは。」
と思いました。

そして家にある土鍋でご飯を炊いてみました。
炊き方はネットで探した炊き方でそんなにこだわりもなく、炊いてみました。

土鍋の蓋をあけるとふわっとした美味しそうな香りと湯気がいっぱい。
今でもそのときのことを覚えていますが、日本人に生まれてよかった〜!と感動しました(笑)

それからしばらくは、土鍋ご飯で過ごしていましたが、この状況であれば、炊飯器はいらないだろう、と判断して、炊飯器の掃除があまり得意ではなかったことにも加えて、炊飯器を捨てるという判断になりました。
「捨てる」という話をしたらうちの母が「欲しい」と言ったので、譲りましたが・・・。

そして、大きな土鍋では洗うのも大変ですし、1回に炊く量が1合か2合なので、ご飯専用の土鍋を購入することにしました。
いろいろ選んだのですが、最初に選んだのはこの土鍋でした。

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そんなに重くもなく、何よりコンパクトで洗いやすい。
この土鍋で炊いたご飯に夫は「とても美味しい。ちょっと柔らかめのご飯が好きだから柔らかめに炊いて欲しい。」とリクエストまで。
「美味しいご飯を炊きたい」という一心で、「米」「炊飯」「水の量」「土鍋」などのことを学ぶうちに、いろいろわかったことがありました。

  • 高いお米だからといって美味しいわけではない(つまり好みの味かどうかが大切)
  • 柔らかめや固めなど、水の量で炊き分けができる
  • 沸騰するまでの時間が気温やお米に含まれる水分量によってかわってくる

私なりの解釈ですが、こういうことを頭に入れた上でご飯を炊くとものすごく美味しいご飯が炊けるような気になっています。

しばらく愛用していた土鍋も私の不注意で割ってしまい、同じ土鍋を再度購入しました。
その際に、「この土鍋よりいい土鍋があるのでは?」という考えを持ち、ご飯専用の土鍋のことをいろいろ調べ始めました。

しばらくして、沖縄・宜野湾市のやちむんと暮らしの道具manoさんで「かまどさん」というご飯専用の土鍋の体験会があったので参加しました。

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ここで衝撃が。
ものすごく美味しい。お米の違いかもしれないし、お水の違いかもしれないし、研ぎ方の違いかもしれないけど、美味しい。
家に帰ってから、いろいろかまどさんのことを調べて、そして次の土鍋はこれだ!と思って心に決めていました。
しかし、注文して1ヶ月以上待つと言われましたが、急ぎでもなかったのでまずは注文。
私と夫、時々娘2人がご飯を食べにくるくらいなので、3合炊きに決めました。

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料金もこれまで使っている土鍋よりかは高いですが、それでも、炊飯器を買うよりは、ずいぶん安いです。
それからしばらくして、かまどさんを使うことになりましたが、炊き方もいろいろ試してみました。

3合炊きのかまどさん。使い続けているので、ところどころ欠けてるのですが、ものすごく愛着があります

私なりにいろいろ試してみたところ、この炊き方が一番美味しい!と思える炊き方をご紹介です。

  • お米300gをボウルに入れて、3度ほどよく洗う(ここでザルを使わないのもポイントです。ザルを使うと米が割れてしまうので、要注意。)
  • 水をよく切って、再度、水を図ります。うちは最近は普通の固さなので、水量は普通。400gのお水を入れます。
  • 30分以上浸水します。暑い時期は冷蔵庫の中のほうが衛生的にもいいかもしれません。
  • 土鍋に水ごとうつし、強火で沸騰するまで待ちます。(うちの火の強さでは約9〜10分)
  • 蓋の穴から白い湯気が出たら、強火のまま1分放置します。
  • 1分たったら、火をとめて、20分放置します。
  • 20分たったら、ご飯の上下をひっくり返して、中蓋をとり、蓋と土鍋の間にキッチンペーパーや布巾を挟んで余計な水分がご飯にくっつかないようにします。
  • 冷凍する場合はこの時点ですぐにタッパーなどにうつし、冷凍します。
真っ白つやつやのご飯は最高のごちそう

季節によっては、新鮮なとうもろこしを使ったとうもろこしご飯を作ったりします。

新鮮なとうもろこしを使ったとうもろこしご飯は家族にも大人気

それからは外で食べるご飯をあまり美味しいと思わなくなり、お家ご飯が一番になりました。
3歳の息子も生まれたときから、土鍋ご飯を食べているので、外ではあまりご飯を食べず、家のご飯が一番の様子。

ご飯もとうもころしも1粒1粒がつやつや美味しそう

あれからあっという間に8年くらいが過ぎました。
夫と「炊飯器使わなくなったのいつだっけ」と話しても覚えてないほど、土鍋ご飯の美味しさに長年、惹かれています。

そして、炊飯器がなくなったスペースに現れたのがホームベーカリー。
こちらも長く活躍しましたが、その後、ホームベーカリーはソーダストリームに場所を譲りました(ソーダストリームの話はこちらをクリック)

炊飯器の代わりにホームベーカリーをお迎え。

家のご飯が一番美味しいと思ってくれる家族にはもちろん、「手間をかけている感じ」で私のモチベーションもアップ。
ちなみに炊飯器より土鍋で炊くと時間がかかるのでは??といつも聞かれますが、炊飯器の早炊きが約30分。土鍋で炊くと、沸騰まで9分、強火で1分、放置20分で合計30分でほぼ同じくらいですので、ぜひ手持ちの土鍋で試してみてください。
そして土鍋ご飯がいい!と思ったらぜひ、専用の土鍋を検討してみてはいかが。

唯一、かまどさんのデメリットといえば、ぶつけると欠けやすいので、そこだけが注意、ですね。

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